2019年 9月 受験生クラスの総評

2019年 9月 受験生クラスの総評

9月が終わってしまった。気温が下がってくると体力的に厳しくなる人が多い。あれだけ文化祭・体育祭で崩れることを警戒したものの、やはり崩れたと言わざるを得ない。

11月には推薦入試が始まる人もあり、いよいよ受験が目前になってきた。

今月の学習時間のトップは、N.T君 15588分。

現役の時から考えても自己ベストだった。センターの対策にしても漢文の対策ができるようになり、全科目の総合得点の引き上げが出来た。

国公立大学の受験の難しさは、科目数の多さ。

配点を考えて、英語、数学、物理に関しては強化してきた。二次の過去問演習は多くできるようになり、一番習得が難しい時間配分の技術も身についてきた。

得点を安定させるのは難しい。センター試験の対策も進み、制限時間を短くして数学や物理は訓練してきて、得点も安定しつつある。

英語も時間配分はほぼ決定。直近の演習の平均点も向上しつつあり、演習の結果も出てきている。今月には漢文も演習に入れる。センター対策も十分できた状態になるね。

どうしても疲れは出る。そのなかで睡眠時間の平均が475分だったのは、しっかり体調管理出来た証拠だよ。大きな進歩だ。

現役生のトップはI.R君 11956分

国語もついに、古文、現代文と終了して政経とともに過去問演習できる体制が整った。

均等配点の受験が多いI.R君は国語と政経のウェートが高い。そういう意味でも習得コストがかかる英語より先に国語、社会が取れるようになったことは大きい。

英語から固めるようにしていたら、現時点でもう時間切れだっただろう。

今後は、国語、政経は過去問演習中心に移行して、演習で弱いところを強化していく形を取れる。

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文法、語法などについては夏の間に固めて来たので、あとは読み込む量を増やせば安定できる。

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進研の記述模試では英語の偏差値67.9あっても全統マークでは46.0と大きな差がある。

これは結局の所、捨てる技術がまだついてないから。過去問演習すれば、時間配分がうまくなり、取れるところを確実に取れるようになる。もう一息だ。

学習計画でも、習得コストが少ないところから訓練してきた。

確実に取れるところを増やしてきた。だから、合格最低点まで何をやればいいかは明確になる。

英語が志望校の演習に入れるのは12月。理想的には10月末だけれど、部活があってスタートが遅かったことを考えるとかなり追い上げてきた。

疲れは溜まってきたね。睡眠時間をきっちり確保していこう。

クラス全体としては、志望校の過去問演習をやって、合格最低点までどの位置にあるか理解できたね。全体の得点率を向上できるのは1ヶ月5%程度。演習に入れる状態になっていればもっと上げることも出来る。

今年は、部活をやっていた生徒が殆どで、例年に比べると過去問演習に入るスピードが遅い。

本来は全科目、10月末には完全に過去問演習中心に入りたかった。

万全の状態で演習に入っているのは浪人生のN君だけだ。

演習量の少なさは不安定さにつながる。

過去問演習出来る状態にいかに早く入れるかが合否を左右する。

現役生は全員、厳しい状態で受験を迎えることになるだろう。

9月の時点であった可能性はかなり減った。ここからはどこまで捨てられるかが合否を左右する。

何度も言っているように、睡眠時間を減らしてはいけない。

そして、ただ早く終わらせるということは意味がない。いい加減にやるのであれば、やってないのと同じ。それどころか、間違えたやり方をするなら悪い癖がつくだけだ。

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睡眠時間を減らして頑張るというのは、「頑張った」という意識を持つだけで、厳しい言い方をすれば単なる自己満足だ。

ただ、がむしゃらに早く解くのも同じ。合格採点に1秒でも早く到達することを考えたら、それは回り道だとわかるはずだ。

だから、捨てるしか無いんだよ。先輩たちも皆すてた。内職はもとより、追いつかなかったら学校も休んだ。効率を考えるときに受験と関係ないことをやる余裕はもう無いんだ。

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そして、リズムを崩している人は、記録が甘くなっているよ。

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記録がいい加減であれば、問題点を修正できない。

もう、これだけ言われてわかっただろうけれど、漫然と勉強するだけではミスは改善できない。

そして、バランスが崩れているのも、進度表をきっちりつけていれば修正できる。

繰り返すよ。記録をしっかりしない場合は、改善する機会を失う。時間あたりの効率が落ちるということだ。

どれも大事というのは、どれも大事にしていない。

今年は本当に厳しい受験になる。誰一人として徹底することは出来ていない。

万全の状態で受験できることはもはやない。

だが、それで諦めるというのは理由にならない。

だから捨てること。少しでも時間を作ること。自分たちが弱者であることを忘れないこと。一秒でもはやく合格最低点に到達するように。最後の1秒まで諦めるな。

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