ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画

ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画

はじめての学習計画というブログで、学習計画の立て方は説明しているわけですが、実際どのようにして結果を出しているのかはわかりにくいですね。

学習計画を立て、実行し、指導するまでにはどのようにしているのか、学習相談のメールを頂きました。その返答が最も流れがわかると思いますので、記事にします。転載の許可、ありがとうございました。

まず初回は詳細なデータが無いので、時間がない場合の一般的な計画について説明しました。

お問い合わせ内容

高校3年生の息子がおります。

たまたま、サイトをお見かけして似た生徒さんがいらしたので、相談させて頂き度くメール致しました。gmarchの法学部または政治経済学部を志望しています。政治経済、英語、国語を受験科目としています。先日の河合塾の結果は芳しくなく、政治経済は(62)A判定、英語(52)、国語(50)共にD判定でした。

国語を苦手としています。

この場合、どの教科から力を注いでいくのが順当ですか。やはり、古文を中心に政治経済を固めてから英語にとりかかるべきでしょうか。性格はマイペースです。

また、英語と政治経済を勉強するのは苦でないようですが、国語は古文を含めて苦手としています。通塾は無理なので、厚かましくご相談せて頂きました。

どうぞ宜しくお願い致します。

返答

はじめまして。連絡遅くなりまして恐縮です。

受験生のお子さんを抱えらていらっしゃると、不安も大きいですね。

GMARCHで政経を選択しているのは賢明な判断だと思います。

政経を選択しているのは習得コストを考えると圧倒的に有利ですから。國學院大學、成城大学、成蹊大学というGMARCHの次に位置する大学群との大きな違いは英語の難易度にあります。

中央大学を除き、かなり長文の比率が高くなる。とはいえ、英語長文を安定させるのは難しい。当塾では、英語の長文対策は全部出来てからというアプローチです。それでも偏差値60は超えますので。

点数を安定させることを考えると、古文に時間を投下するのが残り少ない時間を考えると有利ですね。

短期間で私大文系のレベルが高いところに合格したパターンは英語は最後にやるのが、常識と異なり有利です。

英語はどうしても一日に使える時間が少ないと、効果が上がりにくい。例えば、長文の配点が高いからと言って、長文だけをやっていても力は付きません。

お子さんの偏差値52は決して悪くないです。ですが、文法をしっかりとっていて、長文が取れていないのならば長文をやって力がつく。

ですが、文法で失点しているとなかなか難しいかと思われます。

法学部、政治経済学部を志望されているということで、過去問がもしあったら明治大学の問題を確認していただきたいのですが、長文中で文法力を判断する問題が出題されたりするんですね。

単語が与えられていて適切な形に変更するのは、分詞や準動詞がしっかり固まっていないと出来ない。そして、一語不足しているものを補って、整序英作させると言う問題も出題されます。

今、ちょっと手元に資料がないのですが、政治経済学部の英語の制限時間は60分だったはずです。普通は英語80分から90分ですから相当タイトな時間設定です。

文法や単語がある程度固まっていない段階で長文対策をやったとしても、対応できないことが多いんですね。

文法を理解するだけではなく、早く解ける必要もあります。

結局長文やってもまた文法に戻る必要が出てくる。文法が固まっている生徒ですら、演習したあとに文法の復習に取られる時間がかかる。

英語の学習は、まとまった時間が必要というのはそのためです。

ですので、私は古文を徹底的に固めることを生徒に指導しています。

政経が偏差値55から60程度に乗ると、政経は時間が少なくても伸ばしやすくなる。古文を固めると、結果的に短時間で古文が解けるようになるので、現代文に回す時間が増えて国語全体が伸びます。

今、こちらの私立文系の受験生はそう、指導しております。

多くの私大の合格最低点が60%から65%前後なのですね。

青学のように60%を切ることがあるところもあれば、明らかではないですけど、立教のように70%を超えると思われるところもある。

60%を合格最低点と考えると、政経は固めれば偏差値換算された上で得点になるので、80から90点。

国語は古文が90%程度は訓練したら取れます。

では配点を考えます。

私大の多くは古文の配点が30%。現代文が70%程度が多いです。じゃあ、現代文やればいいかというそうではないんです。

古文は訓練すれば、30点の配点で80%から90%程度は特典できます。24点と考えます。

漢字は10点前後、語彙が読解の正解に関わるのが10点前後あるのが普通です。これは満点としましょう。

44点ですね。現代文が苦手な生徒でも古文が短時間で取れるようになると50%以上は取れます。25点とします、69点になりますね。

古文の学習が終わったら、現代文の読み方をおぼえてあとは過去問演習に時間を使えますから、短時間で効果が上がっていくことになります。
時間配分は結局過去問演習に時間を使えないと上達しませんから。

私のところの勝ちパターンはこれです。

最終的に国語が70から80%の得点率に持っていく。

そうなると、政経が80から90%なので間をとって、85点、国語を75点とします。160点です。

GMARCHの政治、経済、法学部の配点は英語150点、国語100点、政経100点です。350点の60%がボーダーラインなら210点。

英語で得点する必要があるのは50点。30%で済むことになります。30%なら文法、イディオム、語法といった基礎知識を徹底的に固めれば取れる可能性はあります。

バランスよくやるよりも、古文を固めることを私なら勧めたいと思います。実際、学習計画を立てるときは、学習履歴、学校の課題、学校の授業、本人の志望校、本人の性格などヒアリングに時間がかかります。

合格に必要な知識は皆共通していても、その知識を効率よく得るための方法は共通していませんので…

もう少しデータがあれば、より具体的な方法を申し上げられると思います。

お役に立てるといいのですが。ノザキ塾では、進度表をつける、学習計画を立てる、進捗管理をするという形でオンラインでも指導は可能です。よろしければご検討ください。

追記:2019/07/08

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ノザキ塾では、オンラインでの指導も行っております。詳しくはお問い合わせください。

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