センター試験で失敗した後の学習計画

センター試験から一夜明けたあとに書いています。

センター試験で成功した人もいれば、失敗した人もいる。

第一志望は無理になった人もいますね。

でも、これで受験は終わりではないです。

終わったことは終わったこと。落ち込んでいる暇があったら、出来ることをやりましょう。

この記事は志望校を変更せざるを得ない生徒に向けた記事です。

まだ平均点、ボーダーラインが見えてない段階ですが、今、準備する意味はあります。

センターで失敗した後の学習計画

センター試験で失敗した場合、私立併願の場合は、私立の失敗が怖い。

センターで負け、私立で負けて、メンタルを保てる受験生は少ないです。

そのため、目の前の試験に集中していく必要があります。

まずはセンター試験のミスの原因を確認しましょう。

センター試験のミスの原因を確認する

まずやってほしいのは、センター試験のミスを確認することです。実力で負けたのなら仕方ないことです。

ただ、マークミス、問題文の読み違い、時間配分のミスなどはしっかり原因を把握する必要があります。

特に練習より10%以上得点が低かった受験生は、試験で普段やらないミスを犯した可能性があります。

辛いけど踏ん張れ。ここで、ミスの原因をしっかり意識しておかないと、私大受験の場合も失敗する可能性があるので、しっかり確認しましょう。

時間配分のミスは試験慣れで克服できることが多いです。今から出願できるところもありますから、考慮に入れても良いと思います。

受験校を再考する

当然、センター試験で失敗した場合は二次配点が高いところを選ぶことになります。

センターでも均等に全科目失敗したのではない場合は、傾斜配点の大学なら、勝負できる可能性が残っているかもしれません。

パスナビなどでも、配点を確認しましょう。

国公立志望の受験生が、失敗した場合は、今すぐ、私立の過去問を解くべきです。

国立型と試験形式も違いますし、時間配分も大きく変わります。

特に、明日以降、赤本や過去問は手に入りにくくなります。

また、国公立を受験する場合で、緊張が原因でミスした場合、は慣れで解決できることもあります。

受験機会を増やすことを考えましょう。後期まで最後まで粘ることで合格していった受験生は多くいます。

中期日程を考慮にいれていない受験生は多いです。

数を受ける間に実力を発揮できるようになる受験生が多いのも事実です。念頭に入れておきましょう。

また、私立の受験で間に合う場合、できれば、同じ大学中心に出願することをおすすめします。

理由は、対策が少なく済むことです。私立を志望してきた生徒に比べると、過去問の対策は後手後手に回っている人がほとんどでしょう。

大学が違うと対策に掛けられる時間当然少なくなりますからね。

過去問を解く

すぐに過去問を解きましょう。

形式への適応は、思った以上に時間がかかります。

私大も受験する生徒の優先順位は、まず私大の過去問。

その次に、国公立の志望校を変更した場合、その変更した志望校の過去問を解きましょう。

試験日が近いものから対策するべきです。

特に国公立が第一志望の場合、私大で対応できなかった場合、更に精神的に追い込まれた状態で受験することになります。

今は落ち着きを取り戻して、慌てずに一つずつやりましょう。

分析の仕方はこうなります。

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受験勉強のいつの時期であっても、過去問を解いて、どの分野を強化すれば最短時間で合格最低点に近づけるかが最重要です。

基本は変わりません。

強化の仕方

この時期に新しいテキストをいれるのは、できるだけやめたほうが良いと思います。これはあくまでも一般論ですが。

もちろん、まだ未習範囲がある場合は仕方ないですが、新しいテキストをやるのは莫大な時間が取られますからね。

過去問を解きながら、今まで使ったテキストを復習するほうが、時間対効果は高いです。

もちろん、ピンポイントで整序英作対策、正誤問題対策といったものを訓練したほうが良い場合なら積極的にやるべきです。

ただ、知識の確認などは、新規テキストを使うより、今までの復習をしたほうが効率が良いはずです。

終わったことは考えない

終わったことは考えても、今後の受験で合格確率を上げることにはなりません。

センターのミスの分析が終わったのなら、考えても意味はないですよね。

考えて、センターの得点が上がるわけではないですし、もう一度受験できるわけではないですよね。

少しでも、これからの受験で合格可能性をあげるには、目の前の受験に集中する必要があります。

最期まで粘った人は勝てる可能性があがる

センター試験のあとで、気持ちを切ってしまう受験生がどれくらい多いか知ったら、受験生のみなさんは驚くかもしれません。

センターで失敗した後にすぐ勉強できない受験生はどんどん脱落していくんですよ。

たとえ浪人することになっても、受験が駄目であったとしても、最期までやれることをやって失敗したのなら、次に繋がります。

やれるだけのことをやろう。

ギリギリまで勉強すれば浪人したとしても少しでも学力を伸ばした状態で浪人できます。

今日からが浪人生活のスタートですよ。

予備校などのクラスわけの試験は2月の最期から始まります。

今から自分が志望する大学のクラスに入れるだけの力をつけることは、来年の可能性を上げることでもあります。

しんどいけど、ふんばろう。

今勉強して、困ることなんて一つもないからね。

ノザキ塾