中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画 自分の高校のレベルを知ろう

中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画 自分の高校のレベルを知ろう

挑戦的なタイトルですね…

今回はH.H君の全統記述第3回模試をみながら考えましょう。

前回の記事はこちら

中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校)の一年間の成績推移 偏差値45からのスタートでどう学習計画を立てたか
中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校)の一年間の成績推移 偏差値45からのスタートでどう学習計画を立てたか 高校3年生の時点で、偏差値45からのスタート、中央大学法学部や早稲田に合格するにはどうしたら良いかという質問を受けていました...

なぜ、内職する必要があったのか

受験までの時間が限られているからです。早稲田大学に合格したSさん(四日市高校出身)の3年間の勉強時間は210,991分です。

一年間でできる限界は170,000分くらいですね。これ、毎日どれくらい勉強すればいいかイメージできますか?一日465分の勉強時間が必要です。約8時間ですね。

でも毎日8時間のペースでは間に合わない。大体生徒が来るのは4月ですからね。4月から2月までというのが一般的ですね。となると300日。毎日566分ですね。

学校で一日6時間は勉強している。楽勝って思いますか?

これ、Sさんにしても、他の生徒にしても、自分の受験に役に立たないものはカウントしてない数字なんです。

そして、SさんもH.Hくんもほぼ内職しかしていない。なぜか。学校の勉強やっていれば、受験は大丈夫じゃないの?

残念ながら大丈夫ではないんです。

生徒一人ひとりの学習課題は異なる

H.H君の場合は当初英語も偏差値43.7、国語も偏差値39.7のスタートです。

このレベルでは学校の授業は理解できない。

でも、理屈を考えれば、学校の授業が一番一日の勉強時間で多いのだから、それがレベルにあっていれば一番いいですね。じゃあ、わかるようになったら、学校の授業を聞けばいいんじゃないの?

そうではないんです。

ではもう一度、H.H君の全統記述第3回の平均点を見てください。

英語の全国の平均点は74.4点。神戸高校の平均点は何点でしょうか。57.9ですね。

鈴鹿だと神戸高校はそんなに勉強できない学校というわけではないんです。

いろいろなデータがありますけど、58くらいですかね。普通科は。高校受験の段階では、真ん中より上だったわけですね。

でも、大学受験は違います。大学の進学率が50%を超えていることを考えたら、学力が上の層が大学受験に行くとざっくり考えていいと思いますよ。

高校受験と大学受験のレベルは異なる

河合塾だと点数で偏差値がでる冊子を配布されますね。

それで見ると、学校のレベルが分かりますね。このときは神戸高校の上位1/3に入っていても記述では偏差値50を超えなかった。

つまり、大学受験レベルでは神戸高校のレベルで勉強していたら難しいということです。

勘違いしている受験生が多いので強調しておきます。

自分達が受験勉強においては弱者という意識があるのとないのとでは違う。高校受験までと競争相手は違う。全国の受験生と闘うわけですからね。一分をもぎ取って、効率を最大限あげないと勝負にすらならない。

まあ、これは三重県全体に言えることなんですよ。

三重県の高校の大学進学実績、AOや指定校抜いたり、延べ人数ではなく、実数で見ることをオススメします。びっくりしますよ…

私は三重に戻ってきたときにこんなに格差があることを知って仰天しました。

話を戻します。ということは、H.Hくんが学校の授業を平均的にこなしていたら、偏差値45にも到達しないということですね。

まして、H.H君はサッカー部で高校時代の基礎が全く欠けている。

授業を聞いても理解出来ないし、理解できるようなっても学校の授業は、志望校の中央大学法学部に対応できる可能性は低いということです。

今年の中央大学法学部の偏差値は河合塾の基準で偏差値65ですか。

大体このくらいでいつも推移していますね。

ということは、学校の授業についていけるレベルになっても、合格する可能性は非常に低いということですね。

捨てる

こういうこといいたくないんですが、生徒の合格可能性を上げるためにお金を頂いているわけですからね。厳しいことも言わざるを得ない。嫌われることなんかやりたくはないですよ。誰だって。

だから、やめる生徒もいますね。でも、大丈夫というのは誠実ではないと私は思います。

「どれも大事というのはどれも大切にしていない」私は毎年同じことを言います。

なかなか伝わらないんですけど。

まず、H.Hくんには、学校の授業で内職できる時間を確認してもらった。

英文法もほぼ入ってない状態でしたからね。

まず、使える時間の確認です。基礎を固めることを一刻も早くしなければいけない。

本当にね、偏差値40前半の生徒を偏差値65の大学に合格させようとしたら徹底的に効率化するしかないんですよ。

計画をたてるときに現状把握が非常に大切なんですね。

学校の授業が使える場合は、もちろんいいんですよ。

でも、自分の目的に合致しないなら切らないと無理です。時間がないんです。

一年間で偏差値5上げるのが簡単だって思います?

受験生みな勉強してるからそんな簡単なものじゃないですよ。予備校でも一年浪人して偏差値5上がるくらいが平均的なはずですよ。

希望を抱くのはいい。それは大事です。

でも、希望を叶えるには厳しい選択をしなければいけない。

そういう意味では受験で成功した生徒はみんな捨てることが上手でした。

いよいよ11月。勉強は1秒でも早くはじめるのがいい。なりふりかまっていられない。記録が重要なのは、改善のベースになるからですね。

 

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