早稲田大学に合格したSさん(四日市高校出身)の学習計画 2年生時点の政経の学習計画

早稲田大学に合格したSさん(四日市高校出身)の学習計画 2年生時点の政経の学習計画

1年生時点で政経の学習を終えたSさんの高校二年生の目標は、政経の厚みをつけること。

具体的な目標は、MARCHクラスでは合格点を取ること。

国語と政経を高いレベルにもっていって、できるだけ英語に回すことができるようにする狙いがありました。

演習を通じて政経の思考力を身につける。

政経は、日本史、世界史と比べれば短時間で対応できる科目ではあります。

ある程度まで得点はのばせるものの、知識だけでは取れない思考問題が出題されるのが政経の特徴です。

国またはその機関の行為によって思想の自由が侵される場合としてさまざまな形態が考えられるが,以下の事例のうちで君が代の際の起立命令と最も近い形態を1つ選び,マーク解答用紙の所定欄にマークせよ。

1 格闘技の禁止という教義をもつ宗教を信仰している生徒に対して,公立高等学校の体育で必修科目として剣道実技を受講させること。

2 キリスト教を信仰しているかどうかを推知しようとして,キリスト教の信者にキリスト像を踏むことを命ずること。

3 式典に掲げられている国旗日の丸を,自己の思想に反するという理由で取り外そうとしている人に対して,式典が混乱しないように制止すること。

4 ある新興宗教が社会的に危害をもたらすおそれがあるとして,その宗教を信仰している人に退会を呼びかけること。

2012早稲田大学法学部大問1より

もちろん、剣道を巡っての最高裁の訴訟を知っていれば出来ますが、これは知識問題で解く問題というより、公権力が思想の自由を侵すという設問部分を正確に読み取ることが要求されていますね。国語力が要求されていますね。

これが政経の他の社会と違う特徴です。

このような思考問題は過去問演習をして対応力を高める必要があります。

 

では、更に見ていきましょう。

これは2013京都産業大学の政経の問題です。

こういう読み取り問題は一つ一つの知識を有機的に使えないと解けないですね。現在の経済成長率は日本が低い。当然、日本が一番成長率が高い選択肢からきりましょう。

まず、3,4は切れる。ということは、1,6も切れますね。

そうすると選択肢は、2か5になる。中国とブラジルだとどちらが経済成長率が高いか。累積債務問題や南北問題の知識があれば、中国のほうが経済成長率は高いだろうとあたりを付けられますね。

政経ですべてのデータを覚えることは不可能ですし、意味がありません。

知識を上手く使う、いわば政経思考を鍛えることが重要になるのです。政治・経済は、平均点が低いことが多く、このような問題で差をつけるのですね。

特に、社会は得点調整されることは頭に入れておきたいです。政経で高得点を取れば、英語、国語で高得点を取る必要がなくなるわけですから。

Sさんの二年生時の目標は、考察問題に対応できるするために、多く問題を解くことと、更に知識を深めることでした。

更に深い知識を得る

一年生の時に、政経の基礎は学習したSさんでしたが、早稲田で高得点を取るには、更に厚みが必要です。

日本史、世界史に比べると、これだけやっていれば大丈夫というテキストはないので、複数冊のテキストを読み込んでいきました。

更に追加したのは

『政経ハンドブック』

『政経問題集』

『詳説政経』

この3冊については、またレビューします。

『政経ハンドブック』はデータが豊富で、これにしか載っていないデータがかなりあります。

そして、政経ではこの出来事が起こった時の首相はだれかという問題がよく出題されるのですが、背表紙に歴代首相のイラストと出来事がまとめてあるのですね。

Sさんは携帯にとりこんで、事があるごとに眺めていました。

基本的にこれも、覚えるのに使うのではなく、過去問を解いてサブノートを作る時に調べる為に使いました。

『詳説 政治・経済研究』もデータが多いテキストでしたが、判例が豊富です。Sさんの併願校だった中央大学は論述問題でかなり憲法は問われるので、夏休みに少しずつ読み進めていきました。

『政経問題集』は1年生から政経を学習していたSさんだから使えたテキストですね。

ここまでやる余裕はなかなかないですが、地方税や国税の区分、法の区分など、入試問題では出題されるが、他のテキストに載っていないものがあったので、一通りやりました。

答えをチェックシートで隠せる色で記入しながら、過去問を解いて弱い分野は戻って覚えました。

基本は演習。それに加えて、『詳説 政治・経済研究』『政経問題集』を読んでいきました。過去問演習は週に3題。サブノートを作りながらですから、効率は本当に良いですね。

ここまでやらなくても偏差値70は取れる。

高校二年生のときにSさんが高校三年生、浪人生を対象にした全統記述模試第一回でとった成績です。以前にも説明しましたね。

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受験までに時間がない高校三年生でしたら、一年生時点のSさんが使用したテキストに加えて、『政経ハンドブック』を加えるのが無理がないと思います。

実際、この模試を受験したときには、『政経ハンドブック』を調べるものに加え始めたのと、過去問演習を30年分ほどやってサブノートを作ったくらいですから。

それでも20000分は勉強していませんからね。

圧倒的な時間対効果だと思います。

過去問を解いて、政経の思考を身につけるのは独学では難しい面もあると思いますが、因果関係を考えることで身につけられると思います。

政経が短時間で高いレベルに到達したことが、Sさんの合格には大きかった。体調を崩した高校二年生のときは政経が短時間で済んだので、なんとか英語と国語に時間を割り振れたのです。

まとめ

演習は大事。

演習をする中で、政経的な思考を鍛えた。覚えた知識を使う訓練。

更にテキストを追加。一つのテキストだけでは対応できないので、複数のテキストを使った。覚えるのではなく、調べるために用いることが多かった。

過去問演習、サブノート作成で偏差値70に到達することは出来る。

希望があれば、政経のコーナーでも作りましょうかね。サブノートの具体例はあったほうがわかりやすいですものね。

天気が安定しませんね。私もちょっと風邪気味です。受験生のみなさんも気をつけてくださいね。あとちょっと。ふんばろうね。

 

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