エイ・キューブド 大海先生の「対談シリーズ」
M.T.君(同志社大学合格:鈴鹿中高6年制出身)との対談 2008年3月  M.T.君が勉強したエイ・キューブドホームページへ 

[13:00:34] 大海先生: よし、んじゃはじめますか。チャットでやるんで気軽にいきましょう。お茶でも飲みながらやってください。
[13:00:49] 大海先生: 忙しいのにわるいね。今日から夜勤なの?
[13:01:50] M.T.くん : わかりました。夜勤は明日から3連勤です。
[13:02:20] 大海先生: 週3日夜勤連続だときついね。
[13:02:32] 大海先生: 大学あるときもそうなの?
[13:03:16] M.T.くん : いやー、さすがにきつそうです。夜勤は最近始めたばっかなので。多分、大学始まっても夜勤は続けていきます。
[13:04:16] 大海先生: まあ、体壊さない程度にな(笑)。といっても、勉強と遊びと両立させようとおもったら、そう言うバイトのほうがいいのかもしれないね。
[13:05:15] M.T.くん : 体には気をつけます。(笑)忙しいのは嫌いじゃないんで充実しそうで楽しみです。
[13:06:14] 大海先生: んじゃ、大分記憶は遠くなってしまいましたが(笑)、受験時代をふりかえってもらうことにしましょうかね。
[13:06:25] M.T.くん : 了解です。
[13:07:49] 大海先生: まず、私の所に来た経緯をおしえてくれるかな?
[13:13:37] M.T.くん : はい、まず高2ぐらいにI.K.君が早稲田を目指して頑張っている噂を耳にしました。それから自分自身高2の3月に私立1本に絞ることを決心しました。しかし、成績は思うように上がらず、偏差値60越えてたのも日本史ぐらいだったかと思います。そして、高3の5月ぐらいにY.S.が猛烈に勉強をしていて、その頑張り方が異常とも言えるぐらいに感じたので、Y.S.に先生に話だけでもさせてもらえないかと頼んだのがきっかけです。
[13:14:22] 大海先生: M.T.くんは開始した時期が遅かったもんね。
[13:14:53] 大海先生: 改めて進度表みると、ちょっと狂った勉強時間だね(笑)。
[13:15:30] 大海先生: 受験勉強を本格的に開始したのは高2からか。
[13:16:01] 大海先生: 私の所に来るまではどういうかたちで勉強してたのかな?
[13:17:52] M.T.くん : 東進に通っており、高3の春はほぼ毎日通信授業をやっていました。やはりいまから思えば、DVDでの授業だけでは演習量が少なかったと思います。
[13:18:55] 大海先生: 改めてM.T.くんの演習量みると凄い量だよね(笑)。実際、演習量なしには同志社は受からなかったね(笑)。
[13:19:40] M.T.くん : そうですね。多分受けたところ全滅だったでしょうね。(笑)
[13:21:33] 大海先生: 手元の模試の資料を見返すと、第2回マーク模試で偏差値55.3だもんね(笑)。模試から考えると考えられない成果だよな(笑)。
[13:22:47] M.T.くん : そうですね。あの時、Y.S.に頼んでいなかったら同志社生として京都にはいなかったでしょうね。
[13:23:59] 大海先生: 昨今は「暗記」や「量」が軽んじられる傾向にあるけれど、M.T.くんはものすごい量をこなしたよね。
[13:24:05] 大海先生: 進度表*1を見返すと
[13:24:15] 大海先生: 125024分
[13:24:58] 大海先生: これが君の私の所に来てからの学習時間だ。まあ、これ進度表を記録していない人にはわからないだろうけど、ものすごい時間だよね。
[13:25:21] 大海先生: 6/2から、受験終了*2までの時間だからね。
[13:25:50] 大海先生: 実質、私の所に正式にはいったのは6/30からだもんね。
[13:26:45] M.T.くん : そうですね。実際、もう1回やれと言われても出来るかどうかってぐらいまで追い込んでやってましたしね。
[13:26:57] 大海先生: うん。
[13:27:20] 大海先生: 私も時間が無いのがわかってたから、あのときは大変でした(笑)。
[13:28:02] 大海先生: まあ、ミーティングも凄い回数やったよね *(笑)。実際、毎日細かく進度状況確認して、修正しなかったら間に合わないっての(笑)。
[13:29:06] M.T.くん : ほんとそうですよね。あらためてあの時はお世話になりました。(笑)
[13:30:03] 大海先生: いえいえ(笑)。
[13:31:46] 大海先生: 間に合わせるためにテキストを選定して、それをこなした上で授業とタイトな一年だったわけですが、時間の使い方はものすごく工夫したよね?トイレで音読 *4は今の生徒にも語り継いでます(笑)。
[13:33:09] M.T.くん : 工夫しました。というか時間があれば何かをやるようにしてました。トイレでの音読はやりすぎですが。(笑)
[13:33:42] 大海先生: 質問も休み時間にメール送って来たりしてたもんね(笑)。
[13:40:45] 大海先生: とにかく君の凄いのは安定していたことだね。勉強時間が安定していた。
[13:41:18] 大海先生: 莫大な量のテキストをこなしながら、過去問演習を本格的にやっていった夏を振り返ろうか。
[13:41:38] 大海先生: 「忘れられない夏」をテーマにしてやったわけですが、まあ、忘れないよね。あれ(笑)。
[13:42:06] M.T.くん : 忘れませんね。すごい規則正しい生活でした。(笑)
[13:42:38] 大海先生: 初日808分とか書いてあるぜ(笑)。
[13:42:56] M.T.くん : 気合い入れました。(笑)
[13:43:29] 大海先生: いや〜、でも夏に大量の国語の過去問を解いたのは大きかったよね。
[13:44:28] 大海先生: 実際、過去問全部をとかないと、力はつかないものね。きついけどさ。生徒に自力で赤本だけやらせてても効果は薄いと思います。解説全部してたんで大変でしたが(笑)。
[13:45:50] M.T.くん : そうですね。あそこで古文がかなりわかってきた気がします。あとは日本史の過去問演習ですね。あれは説いては調べての作業を繰り返してましたね。
[13:46:23] 大海先生: うん。解いて知識が定着したのは大きいよね。
[13:46:49] 大海先生: 頑張っても成果が出ない人は、アウトプットを軽視している人は多いからね。
[13:47:17] 大海先生: 実際、国語は夏に開眼して、以降はずっとM.T.くんの武器になったよね。
[13:47:29] 大海先生: 日本史はそれにしても、大変だったよねぇ(笑)。
[13:48:22] M.T.くん : そうですね。国語はいい感じでした。日本史はまぁとれるんですが、しんどかったですね。(笑)
[13:49:11] 大海先生: 8月の学習時間が19503分 *5(笑)。
[13:49:47] 大海先生: 半分近く日本史だね(笑)。
[13:50:35] M.T.くん : なにせ、調べるのが時間かかりましたからね。(笑)
[13:51:48] 大海先生: まあね(笑)。でも日本史が安定していたのは受験では大きかったね。現役生は社会が追いつかないことが多いけれど、M.T.くんは社会安定していたのは同志社合格に大きかったと思うよ。
[13:53:15] M.T.くん : そうですね。日本史だけはどんなことがあっても崩れることはなかったと思います。まぁ立命館のような悪問を除いてですが。(笑)
[13:53:30] 大海先生: ああ、土器ね(笑)。
[13:53:46] 大海先生: 英語は思えば順調だったよね。
[13:54:20] 大海先生: 文型分けるのを徹底して、構文把握も早い段階で向上したしね。
[13:54:42] 大海先生: 英語が一番はやく軌道に乗ったね。指導記録をみるとそうあるね。
[13:56:01] M.T.くん : 確かに、英語は読めるようになると楽しかったですね。それまでの音読はしんどかったですが。(笑)
[13:56:17] 大海先生: そうね(笑)。
[13:57:10] 大海先生: 直読直解 *6マスターしないとさ、早稲田、慶応、同志社みたいな長文出すところは無理だよ(笑)。だって、1年分で学校のリーダーの1学期分くらいあるもんな(笑)。
[13:58:29] M.T.くん : 実際、無理ですね。早稲田は特にえげつなかったですね。さすがに早稲田で英語を楽しむ余裕はありませんでした。(笑)
[13:59:09] 大海先生: 法学部とか(笑)うしかないよな(笑)。基礎は大切だが、基礎だけでなんともならんよ。あの量は(笑)。
[14:00:06] M.T.くん : 僕の時の本試験はさすがにあの量には焦りました。(笑)
[14:01:09] 大海先生: あのときが一番多かったかな?今年も多かったけどね。小説オチまで載るくらいの分量だからね。「量」をこなさないと無理です。
[14:01:56] 大海先生: 国語は模試はどうでもいいといって切ったわけですが、古文を先に安定させてから、過去問ではコンスタントにとれるようになったよね。
[14:02:55] M.T.くん : そうですね。やっぱり古文は確実に得点できるところはできるようになっていたので、現代文に余裕ができたのが大きかったと思います。
[14:05:26] 大海先生: 現代文も英語と同じ読み方でできるようになってからは伸びたね。古文が速く出来るようになると結果的に現代文に回せるから現代文もあがるんだよね。
[14:06:00] 大海先生: ま、過去問をガンガンやる *7なかで、確実に力をつけていったわけです。では受験期を振り返ってみようか。
[14:06:28] 大海先生: 立命館、これがすべてのガンだったんじゃないかと(笑)。土器でドキドキ事件です(笑)。
[14:09:20] M.T.くん : いやー、土器には手ひどくやられましたね。(笑)受験期は国語は暗記モノを繰り返し、
[14:09:25] M.T.くん : たり、
[14:12:51] M.T.くん : 基礎のチェックをしたり、たまに過去問をしていました。英語は過去問を中心に、国語同様、暗記モノのチェックでした。日本史もこの時期になると弱点補強と過去問を中心にやってました。過去問はこの時期になるとかなり実力がついていたので調べるのも短時間で済みました。
[14:13:46] M.T.くん : あと、試験前の休み時間は徹底的に暗記モノのチェックや解き方の復習をしていました。
[14:16:06] 大海先生: 試験があるなかで私の授業があるのはきつかったと思うけど(笑)、あの時期に授業がなかったら英語や国語の方向修正はきついよね。試験時に読み方がぶれたりすると、疑心暗鬼になるもの。授業で実際に完全に戻せなかったのは残念だけどね。
[14:17:42] 大海先生: 東京に来たときには体調悪かったのも大きいね。今思うと。
[14:19:18] M.T.くん : 確かに、第1志望で体調崩して受けたのは痛かったです。やっぱり、長距離の移動がある場合、早めに着ておいた方がいいですね。
[14:19:33] 大海先生: そうだね。
[14:20:42] 大海先生: 負け惜しみと言われるかもしれないけれど、学力でM.T.くんが負けたとは思ってないです。今年は早稲田に生徒が受かっていますが、君がその生徒に学力で劣っていたとは思わない。
[14:20:55] 大海先生: あのレベルになると、もう、体調
[14:21:15] 大海先生: 、学力、気力の全部が揃ってないと難しいんだなと言うのが実感です。
[14:22:51] M.T.くん : そうですね。やっぱり試験は慣れるといっても体に対する負担は大きかったと今思えばそんな気がします。
[14:23:25] 大海先生: うん。地方受験生は不利なのは否めないです。
[14:23:30] M.T.くん : そう考えると、連戦はお勧めできないですね。
[14:23:48] 大海先生: そうだね。ある程度の慣れは必要だけどね。
[14:24:05] 大海先生: 試験で普段通りとけるようになるまでも結構時間がかかるしね。
[14:25:25] M.T.くん : かかりますね。やっぱり家で過去問解いてるのとはさすがに状況が違いますしね。落ち着いて、いつも通りにやることが大事だと思います。
[14:26:37] 大海先生: よし、じゃあ、進度表についてちょっと話してくれるかな?ここまで読んでくれた人、進度表ってなんだろうって思うだろうからさ。始めにやっておくべきだったね。まあ、ライブ感重視ということで大目にみてもらおう(笑)。
[14:38:04] M.T.くん : まず進度表は日々の勉強の進度具合とそれにかかる時間を記入したものですね。僕は進度表は始めたころは、何とはなしにやってました。でも、8月ぐらいからか、進度表に記入した自分の勉強時間でいくつか気づくことがありました。やってきたテキストをみるとやっぱり、自分が苦手としている部分はどうしてもノルマをこなすのに時間がかかり、逆に理解しやすい個所であれば、短時間でノルマをこなせること。あと、始めた当初は1日8時間勉強するのもしんどかったりしたけれど、慣れてくるうちに自然と気づいたら8時間勉強していたりする。そんな時、過去の進度表を見ると、自分の成長具合が見てとれてやる気につながった。また、進度表をつけることで、ダラダラとノルマをこなすことはなくなったこと。それも細かく時間をつけているからだろうと思います。進度表で細かく自分の勉強量を計らずに *8、ペースを維持したり向上させることは不可能だと思いました。
[14:40:02] 大海先生: おお。長文ありがとう(笑)。
[14:40:27] 大海先生: きっちり進度表を記録しているひとならではの意見だよね。
[14:42:07] 大海先生: 毎日記録して、私もコメント入れるのが楽しみでした。ただ闇雲にやっても努力が成果に結びつかないものね。優先順位をつけない、全部全力で頑張るってのは、結局どれも全力でやってないことだと思うよ。
[14:43:12] 大海先生: M.T.くんの進度表は、受験生としてある種の到達点まで行ってるからね。君の頑張りは今の生徒にも伝えてるんです。君の知らないところで君は目標にされてたんだよ(笑)。
[14:45:31] M.T.くん : いやいや、照れますよ。(笑)あと、進度表は受験だけでなく、何か資格の勉強にしても活用できますよね
[14:46:02] M.T.くん : 実際、進度表を再開してから、勉強習慣が戻りつつあるのを実感します。
[14:46:28] 大海先生: 勉強の仕方は同じだからね。
[14:47:14] 大海先生: よし、じゃあ最期に受験を振り返ってみてくれるかな。できれば、後輩たちへのコメントもらえれば嬉しいです。
[14:56:06] M.T.くん : 受験は人生の上で大きな分岐点となる大事なことです。しかし、希望通りの大学へ行っても行けなかったとしても、受験時代の頑張りは大学入ってから1つの財産となります。また、受験はおそらく受験生の予想している以上に厳しいものですが、不可能なことはないと思います。頑張ったら頑張っただけの成果が出ます。以上の2点を踏まえて、受験勉強を頑張ってやり切ってください。
[14:57:59] 大海先生: ありがとう。M.T.くんとの授業は楽しんで出来ました。また、京都に行ったときに飯食おう。こっち来たときも連絡下さい。君が私から学ぶ以上に私は君から学んだと思います。長くなってごめんね(笑)。
[14:59:43] M.T.くん : いえいえ、僕も先生の授業は楽しかったです。またご飯食べましょう。関東に行く機会があれば連絡します。
[14:59:59] 大海先生: では。


*1エイ・キューブドでは生徒全員に進度表という学習記録、計画表を毎日記録する。学校の行事、あるいは変動する学習上の課題に対応する為には毎日の記録とフィードバックが不可欠なため。
*2 6/2〜2/22までの学習時間。8ヶ月弱の学習時間としてはとてつもない時間。
*3エイキューブドでは、授業は全体授業と個別授業の2つからなる。それぞれの学習上の課題が異なるため、学習計画は当然、個別で行う必要がある。学校行事が多いとき、期末試験などの時、調子が悪いときなど適宜ミーティングを行い修正した。進度表で記録する事により問題の早期発見が可能になる。
*4学校のトイレで音読していた。さぞかし他の生徒には迷惑だったことだろう。
*5これはやり過ぎ。だが、このレベルの大学を8ヶ月弱で合格レベルまで行こうとすると莫大な量にならざるを得ない。
*6近年の英語の長文化に対応する為に、語順通り読むためのテクニック。60000語程度を読み込んでベースを作った。平均的な高校リーダーの数倍の量。
*7国語は過去問69年間分。英語は47年間分。日本史は126年分。
*8良くても悪くても記録するのが重要。悪いときは悪い時なりに勉強するように出来たのが、彼の強みだった。実際、進度表をきっちり記録した人は例外なく学力を付けている。今も資格試験のために記録を取っていることも追記しておく。